6年近く使用していたディスプレイが壊れてしまい新しいディスプレイの購入を決めました。
Philips モニター ディスプレイ 328P6VJEB/11 (31.5インチ/4K/4ms/5年保証)
ちょうどAmazonのセールが開催されていた時期で、セール価格のものを中心に色々と思案していたら「あれ?この値段ならコスパの良い4Kディスプレイに出来るんじゃね?」と血迷った末に4Kディスプレイデビューとなりました。
まさかの
セール対象じゃない商品を購入
セール時に買った意味!!
8Kとかも出てきている時代ですが、まだまだコンテンツ側が未対応な事が多いのでひとまずは4Kに落ち着きます。
今回私が購入したのはPHILIPSの328P6VJEB/11です。
スペックに関しては使用者によって求めるものが様々(色んな角度で映像を見たい方はIPSパネルやそれに通ずる規格のパネル、FPSなどを楽しみたい方は応答速度重視等)なわけですが、私が魅力的に感じられたのは5年保証という部分。
製品の保証期間が長いって品質に自信があるということだと思うんですよね。
同梱品
これまでは27インチのディスプレイを使っていて、せっかくの4Kディスプレイなので31.5型を選択したところ、想像を超えた大きさの箱で届いた。
- ディスプレイ画面
- アーム
- 底板
- 取扱説明書、CD
- 電源ケーブル
- Audioケーブル
- HDMIケーブル
- Dual-link DVIケーブル
- VGAケーブル
- DisplayPortケーブル
- USBケーブル(Type-A⇔Type-B)
- データシート
まさに至れり尽くせりの同梱ケーブル類。
現在の主流となっているHDMIとDPにもケーブル含めて対応しているし、そうでなくてもDVIとVGA(D-Sub)ケーブルもちゃんと付いているので前者のような新しい規格に出力側が未対応の時にも安心。
現在使用中のグラフィックボードはGTX1080Tiで、今回壊れてしまったディスプレイにはDisplay Port(DP)端子が付いていなかったのでDPによる接続はできなかった。
今回購入した328P6VJEB/11にはDP端子が搭載されているし、ケーブルも付属しているので今回からはDisplayPortで接続するようにした。
外観
開封直後の撮影時に比較対象を置き忘れました。
実寸としては画面の外枠が横75cm、縦44cm、液晶画面(描画)部分は横70cm、縦39.5cm。差がベゼル部分となります。
アームとディスプレイの接続に4本のネジをプラスドライバーで固定します。この時に画面を落としたり傷付けないように気を付けます。
ディスプレイはアーム部分でスライド式に簡単に上げ下げの高さ調節が出来ます。
最大までディスプレイを下げた状態で、テーブルなどの設置面からディスプレイの下部分までの高さは2.5cm程、最大までディスプレイを上げた場合は20.5cmで、18cm上下します。
手前~奥方向へのディスプレイの傾きは20度~-5度、左右方向へは170度ずつ回転可能。右回りでディスプレイ画面を90度回転させて縦にする事も可能。
ディスプレイ側接続端子
- DVI
- MHL-HDMI
- DP IN
- D-SUB
- AUDIO IN
- EARPHONE OUT
- USB×5(Type-A×3、Type-B、Fast Charger対応)
真ん中のDとPが合わさったようなマークがDP端子。DisplayPortは、データを変換せずに転送するデジタルリンクなので、可能であればDP接続を使って最高のパフォーマンスを引き出したいですね。
側面にはUSB(3.0)コネクタが備わっており、内1つのポートでは急速充電に対応。
機能性
3840×2160の4K解像度に対応。
左画面と右画面でカラー設定を変更して画面に映し出せるMultiView機能も搭載しています。るっちはデザイナーでは無いので当機能を使いません。
ディスプレイには3W×2の内蔵ステレオスピーカーが搭載されていて他のスピーカーが無くても音声を聞く事が出来ます。るっちはオーディオインターフェースを利用してヘッドフォンで音声出力しているのでこちらも使いません。
フィリップスのちらつき防止テクノロジー「FlickerFree」によって目の疲れの原因となる画面のちらつきを抑制してくれます。以前までのディスプレイが酷かったせいか、より鮮明で色鮮やかなディスプレイに変わったと同時に、目の疲れを感じる事が減りました。
使用前の設定
328P6VJEB/11の設定について。
ディスプレイポートやHDMIでの接続を考えている場合、画面右下のタッチ式各種ボタンで「~/OK」と書かれているボタンを押します。
▲、▼ボタンで「設定」を選び、DisplayPortが1.1となっていた場合1.2に変更。HDMIが1.4となっていた場合は2.0に設定しましょう。
使用感
るっちは主にPCでAmazon Primeを代表とする動画サービスによる動画視聴、オンラインゲームなどのPCゲームをしています。
応答時間が4ms(GtG)なので、FPSやコンマを競うような動きの速いアクションゲームをプレイされる方にはおすすめできないでしょう。
また、プレイしているROなどは4Kに対応していないのかエラーが表示されて起動に失敗する。Setupには4K解像度が表示されるんですけどね。ディスプレイ解像度を敢えて落として(2048×1080)、フルスクリーンとなるように設定して起動しています。
どこに原因があるのかよくわかっていませんが、ゲーム(RO)を起動したまま放置したりディスプレイの電源を落とすとゲーム画面がフリーズし、最小化やデスクトップの表示で最小化してからアクティブに戻すとゲームが動き出す症状がみられました。これまでのディスプレイではDVIなどで接続していて同じ症状が起きた事はありませんでした。
他にもSteamのストア画面で視聴出来るゲーム紹介動画は全画面にすると左上隅からフルHD程度の解像度までで途切れて描画されたりと、現在でもまだまだ4K未対応というコンテンツもちらほらとあります。
上記Steam動画フルスクリーンの問題はWindowsディスプレイ設定の「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」の推奨150%設定によるものでした。100%に設定する事で問題なく全画面表示が出来ました。
モンスターハンターワールドは巨大な画面上に鮮明で色鮮やかなグラフィックとともに巨大なモンスターが表示されて迫力があり最高です!
4Kディスプレイ328P6VJEB/11を買ってからは、目の疲れをあまり感じなくなった為かAmazon Primeの動画視聴が促進されて延々と動画を眺めていたりします。
カリギュラやドキュメンタルなどのアマゾンオリジナルの番組を全部見ました。今は戦闘車を見ているところ。1年契約プランの年額3900円(月額325円)で充分過ぎる程元を取り返したと思う。
4Kディスプレイもここまで値を下げてきたか、と思うような良い時代になりました。
コスパの良い4Kディスプレイをお探しの方に非常におすすめ出来るディスプレイです。