アニメ好きな筆者が特におすすめ出来るアニメがあります。
興味がある方は続きから。
心に響くアニメ
2桁年以上ありとあらゆるアニメを見続けてきた中で、これまでにも幾つかの心を揺さぶるアニメがありました。
現在放映されているアニメでもまた、ある1作品が個人的な殿堂入りを果たしたので、この場を借りて広く皆にも是非ご覧になって頂きたいという思いで筆を執りました(キーを叩きました)。
その名はハイキュー!!
タイトルは『ハイキュー!!』。現在『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』の表題で放映中のバレーボールがテーマのスポーツアニメです。
サブタイトルからも察する事が出来るように、1シーズン分全て作中の強豪1校との試合が描かれており、まぁ放映が始まる前などはよくある引き延ばしパターンで、折角1期は凄く面白かったのに退屈になるのかもしれないなーなんて思ってた自分がどうやら甘かったようです。
とにかく展開・演出が熱い
もちろん原作あってのアニメである事は重々承知なのですが、アニメ制作スタッフの方々の作り上げた演出・魅せ方がとにかく凄すぎて、1期でも頻繁に鳥肌を立てて楽しみに視聴をしてました。スタッフや演者の方々の作品を愛する気持ちが伝わってくるようです。
今作の後半でもそれは相変わらず。直近で放映された9話に至っては、お涙頂戴の感動シーンでは決して無かったはずなのですが、ふと気づけば自身の目に汗が・・・いえ、涙が流れており、本当に訳がわからない状態となりました。とにかく熱い。
自分語りで大変恐縮ではあるのですが、私は自身の事を感性が豊かな方では無いと思っています。皆が感動したと泣いて観る映像作品などでも、感動したなぁ(涙は流さない)程度の感想しか抱けず、涙腺崩壊とか冗談でしょ?と疑問に思う程度に感性に乏しい寂しい人間なのです。
そんな私が、ふと気づけば先日放送のハイキュー9話を見て鳥肌を立てて涙目になって視聴してたのです。まじで意味が分からないぞ、と。
一人ひとりキャラクターの成長が描かれる
確かに漫画・アニメの世界なのでよくある現実ではありえない超人的なスキルを持ったキャラクターというものは、ハイキュー!!でも例外は無く登場します。
しかしそれは、例えばスパイクしたボールが消える、だとか、異常にカーブする、とか、そういった類の超能力的なものではなく、相当な努力を積み重ねた結果(それらを身に付けたきっかけとなる練習風景なども回想されます)、或いは先天的に備え持った天性の素質・勘が良いで説明が付く程度の、漫画アニメにしては割と現実的な強さとして描かれます。
主人公をはじめ、作中で成長・覚醒し、回想シーンを挟んでそのキャラクターが活躍するシーンなどは、もう自分自身もベンチで見てるキャラクターや観客の驚きが表現されるのと同化して、『がや』が視聴者の代弁をしてくれるような展開の応酬です。叫びませんけど「うおぉ!」なんて心の中で思ってしまいます。勝手に腕が拍手しててびっくりしたこともあります。
そこには決して初めから完璧では無かったキャラクターの成長が描かれます。周囲の人間が当事者の成長に気付き、説得力ある解説もしてくれます。
主人公の特殊能力パワープレイの自己満足アニメではなく、チーム一人ひとり無くてはならない存在であり、非常に丁寧に描かれています。
それは敵チームであっても同じです。まぁ、主人公が決まってるアニメなので、敵チームの回想が入り出すとそれは『負けフラグ』なんですが(笑)負けてしまうけど見せ場を作ってあげないとですよね。
アニメをよく見るけどハイキュー!!は見てなかったという方に非常におすすめ
最近の日本ではアニメから人気作品が実写化されたり、人気が約束された映画化の話ばかりではないでしょうか。アニメって凄いんだな、と再評価してもらえる点はアニメ視聴者としても喜ばしい事なのですが、なにかもんにょりしてしまいます。
・・・今、アニメ『舟を編む』の主人公馬締(まじめ)さんに「もにょる」とは何ですか!?と質問されることを想像してしまいました。
私は、昔はTVドラマやTV番組を見てましたが最近では全くドラマを見ませんし、TV番組自体ニュースとアニメ以外ほぼ見る事はなくなりました。一般的な方からは「は?アニメ?子供かよ」などと軽蔑されるイメージを常に持っていますが、実写映画化されたらアニメ原作でも見に行って大ヒットなんて不思議な話ですよね。いや、日本のアニメ凄いです。馬鹿には出来ませんよ。
・・・女の子ばかりがわらわらと出てくるような特殊な層を狙ったアニメは、一般的な評価をされても仕方ない面は否定できませんけどね・・・!そこは甘んじて受け入れましょうね。
個人の好みは千差万別ながら
思うに、人それぞれには個性があり好みが有り、自身の一押しとおすすめしたところで刺さる相手というのはそれほどないものです。
よく周りからおすすめアニメおすすめ音楽ある?と聞かれる事がありますが、その相手の方の好みを想定しておすすめをしてみても5割も共感を得られない事がほとんどです。仮にいいね!と返してもらえても実際のところわかりませんよ?同調による気遣いで乗ってくれてるだけの場合もあるかもしれません。ストレートに、相手のおすすめをこれは嫌いだなと切り捨ててしまう人は、協調性が重視される日本では少数派ではないでしょうか。
しかしながら、今回のハイキュー!!は、特殊な層狙いではなく自信をもって万人におすすめしても良いアニメ作品である事をここに主張しておきたいと思います。
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もちろん以下の1期を見てからがおすすめですよ。
スタッフ演者の熱い想いがこもったアニメ版をおすすめしますが原作派の方はコミックから。