今回はSteamで購入可能なSFアクション(スペースシューティングゲーム)「EVERSPACE」に関する記事です。
最近記事にしているのは共通してVR対応ゲーム。年末から引き続き、面白いVRゲームは無いかな?っと色々遊んでみているところです。
Steamへのリリースは2017年5月26日となっているゲームなので、今回も今更感満載でお伝えしてまいります。
EVERSPACEってどんなゲーム?
数種類の宇宙船を選んでカスタマイズも出来る、舞台が宇宙の上下左右奥行も含めた360度、全方向のシューティングゲームです。
いかにも男の子~おじさまが好みそうなゲームというわけで。この記事を閲覧しているという事は間違いなく貴方もお好きなはずです。
私が他にプレイしたがっつり宇宙が舞台のゲームと言えば代表的なもので「No man’s sky」を挙げることができます。
美しい星々を眺めながら男子憧れのカッコイイフォルムをした宇宙船を乗り回してあれこれと遊ぶゲームである事は共通しているわけですが、ノーマンズスカイは好きな所へ自由にいけてサバイバル要素が強く宇宙船から降りて探索している事も多いですが、一方で「EVERSPACE」はメインとなるストーリーがあり、好きな星へ自由に行き来するといったものではなく、ステージ制でエリアごとに敵を撃破しながら進んでいくゲームです。
中でもゲームシステムは一風変わったものとなっていまして、スペースシューティングゲームでありながらローグライク要素が盛り込まれたゲームなんです。
ランダムに生成されるステージを進んでいき、ステージ上に配置されている武器やデバイスを拾って取捨選択しながら装備、気に入ったものがあればアップグレード。その為毎回同じ気に入った装備が必ず手に入るとは限らない。
このような説明を書いてみて、私がぱっと思い浮かんだのは風来のシレン、チョコボの不思議なダンジョンのシステムを思い出しました。
もっと大人な世代のゲームに詳しい方にはローグライクというジャンルの名前の由来にもなっているローグというゲームを思い出すものなのでしょうがそれは置いといて。
ローグライクと呼ばれるジャンルのゲームで風来のシレン(チョコボの不思議なダンジョン)でもそうですが、一度倒されてしまうと上がったレベルも失い、ダンジョン内で外の倉庫へアイテムを送ったり、保管するようなアイテムを利用しない限り獲得したアイテムは没収されて1からの再スタートとなりますよね。アレとほぼ同等のシステム。
武器やデバイスのアップグレードの為の素材もランダム配置されていて、素材を集めながら先へ進んでいくといったプレイング。強力な敵を撃破した時には設計図をドロップする事もあり、徐々に自分好みの装備を整えやすい状況に近付ける事が出来る。
しかしながら数多くの設計図を獲得したとしても、設計図で作る装備品を作成出来るのはステージ開始後だけです。毎ゲーム開始時の装備品はテンプレート(ロードアウト)化されていて完全に自分好みの装備でスタートする事は出来ないのです。
そのようなゲームシステムのスペースシューティングですが、それだけではありません。
まず最初に機体の選択をしてステージ開始となりますが、機体そのものの性能(速度、クリティカルダメージ、エネルギー容量、その他様々な特殊スキルなど)の強化システムも用意されており、しかしその強化を行えるのはステージで撃墜されてしまった時だけ。
フォールアウトでいうところのSpecialとかPerkでしょうか。最終的には全部取得出来るのだろうけど、何を優先するかはプレイヤーさん次第。
なお、記事内のゲームスクリーンショットが切れたりしているのはVRプレイによるもので、るっちがF12キーを押しに行ってずれていたり、身体が歪んでいたりうまく撮れていません。
宇宙空間でぐるぐる回って、VRのHMDを外しても時々・・「あれ?今ちゃんと平行になってる?」と平衡感覚に違和感を覚える事がありますwゲームプレイ時は程よく休憩を挟みましょう。
難易度初級(通常のプレイでは初級・中級・上級の3段階が用意されている)で開始しても、速攻でエネルギー容量が切れてしまい、割とどれだけ上手にプレイしたとしても早い段階で撃墜されてしまうようなゲームバランスにされている。
難易度の選択は毎回行えて、お察しの通り初級はローリスクローリターン、簡単だけど得られる物が少なくなる。上級はハイリスクハイリターンとなり、難しいけれどより多くの成果が得られます。
ちなみにエネルギーはスピードアップのためのブースト、主武装(メイン武器)やアクティブデバイスの使用により減少し、パッシブデバイスに関しては常時エネルギーを占有する。
その為ほとんどの行動でエネルギーを消費する事になるので序盤の容量もリチャージも少ない時点でのプレイではすぐにガス欠状態となり敵にやられやすい。とても難しい。
それもそのはずで何度も撃墜される事を前提に徐々に強くなっていくように設計されている。その理由はストーリーや主人公の状態にも設定として組み込まれていて、キノコを食べて1UPという事ではない。1機アップ~あと何回撃墜されても大丈夫~というものでもない。
何回も撃墜されて強くなってくださいっ
(時々無慈悲にリスタートをさせられてしまう事もあると思います。)
撃墜されてしまうまでに得た素材は持ち帰る事は不可で、次のプレイにも持ち越す事は出来ないが、EVERSPACEのゲーム内のお金に値するクレジットを出来る限りたくさん入手して、敵にやられて機体選択画面に戻った時に、入手したクレジットを使って機体性能を強化出来るという仕組み。
持ち帰る事は可能なクレジットに関しても、再び次のゲームをスタートする時には全て無くなってしまうので帰ってくる度に使い切る事をおすすめする。
スクリーンショットによるゲーム画面
左を見ても右を見ても上を見ても、後ろを見ると機体の椅子。圧倒される程広がりまくっている宇宙。しかしステージの端は存在する。
とにかく美しい宇宙にうっとりしたりきょろきょろとしてしまう。
1枚目は多分90度横に傾いちゃっているw上も下も分からないんですよね~。
敵を撃破してアイテムを入手する。ビーム系や弾丸系など複数の武装が用意されているので好みの武装で攻略しよう。敵からの攻撃はこちらの進行方向を予測して偏差撃ちしてきたりして、ぼんやりと操船しているとかなり上手に当ててくるので、時々違う方向に動いてかわしてみたり。ちょっとした操作で結構被ダメージが変わってくるのも面白い。
様々な種類のドローンも登場する。
画像のような機体の速度を下げるドローンが敵として出てきたら真っ先に殲滅したいところ。ミサイル防衛ドローンは序盤とても心強い。
ちょっと残念なのは素材の種類。あまり種類が多いと、欲しい物が見つけにくくなりかねないのでバランスは良いのだろうが、収集が単調になりがち。
時にはNPCからクエストが発生する事もある。
つくづくるっちはスケール感を感じられる巨大な物が好きだと思った。
とても大きな船?ステーションを見つけたら、便利な機能が利用出来るステージも確認出来た。電源を投入するシーンで壁に激突しないように気を付けよう。
VRプレイの感想
まだ初級で一回クリアした(ゲームクリアではない)というプレイ状況で、いわゆる死にゲーな事もあってとても飽きっぽいるっちはすぐに飽きてしまいそうな気がしていたのだけど。
ほんのちょっとずつ強くなっていく、操作もうまくなっていくのを実感できるものだからじわじわと面白くなっちゃうんですね。間違いなく制作陣の術中にはまっていると感じています。
あまりシューティングゲームって得意でも好んでプレイしてもいなくて。でもノーマンズスカイで宇宙に出てシステム権限者に追われるバトルをした時に「コレダ」みたいなのを感じたことがあって、先日のウィンターセールでDLCも含まれているEVERSPACE Ultimate Editionを購入しました。
宇宙船の戦闘部分は特に、VRプレイだと臨場感ありすぎで面白くないわけがありませんでした。ただしスクリーンショット撮影は通常ディスプレイでのプレイ推奨と思いました(泣
DLC導入済み状態ですが、DLC無しのプレイを全くしていないので何が変わっているのか正直全然分かっていないです(ドヤ顔
※当記事内のEVERSPACEはPC用のSteamで購入したものです