先日Steamウィンターセール2018で購入したSubnauticaをクリアしたのでレビュー。
実際のプレイ時間や感想、VRプレイにおける注意点などを記事にしました。
Subnauticaのプレイ時間
るっちの攻略サイトを頼らない非効率的なプレイスタイルでじっくりSubnauticaの世界を堪能して全実績解除51時間となりました。
一般的なプレイだと30~40時間程度でクリアできるのではないかと思われます。攻略サイトを見ながらプレイされる方はもっと少なくなるでしょう。攻略サイトはバグへの対処以外では利用していませんが、PDAに記録されていく読み物を読む事でうっすらと目標が確認出来る仕組みとなっています。
よくあるUI上に目標が示されて、目標地点に赴くだけの内容ではなく、序盤こそビーコンに情報が表示されるものの、この部分に関しては特に終盤で少し難しいとも言えます。(どこに何があるのか分からないのでしらみつぶしにじっくりと探索する必要が出てくる)
Steam実績的にも実践が困難な内容は隠されていたりしないので、ある1つの実績以外に関してはゲームクリアする事で全実績解除となるのではないでしょうか。
多くの生物には卵が存在し、孵化させる要素もありますが、特定の生物を除いて孵化が実績の対象になってはいないので、全ての生物を孵化させるみたいな実績があれば大変だったかも。
無料配布が行われたり、セール等を利用し2000円未満で購入出来るゲームとしては充分過ぎるゲームボリュームと言えるでしょう。
Subnauticaでは自由な場所に自由に拠点を設計する事が出来ます。
るっちは攻略情報を見る事も無くワールド中に拠点を3箇所作ったり、移動拠点の充実を目指してプレイしたのでその分かなりストーリークリアの時間が遅くなっています。
Subnauticaってどんなゲーム?
ゲーム開始後は海に潜っていられる時間も短く、満足に探索が進みません。
廃墟や各種残骸などをスキャンして設計図を習得する事で多くの設備やツールの制作が可能になり(クラフティング要素)、より長い時間、より深い海に潜れるようになってどんどん効率的に探索が進み、新たな発見や未知と遭遇、謎の解明ができるようになります。(アドベンチャー要素)
自身が思い描く場所に自由に拠点を作り、生き抜く為に絶対必要な飲食、乗り物のエネルギー充電の為の設備を整え快適な探索を可能とします。(サバイバル要素)
不時着した水ばかりの惑星で生き抜く術を得たら、惑星に隠された秘密を暴いていくストーリーがあり、未知の生物との遭遇や星に棲息する生物に関する謎を解き明かし、最終的には惑星からの脱出を目指します。
基本的には敵対する海洋生物の対処は逃げる事、回避する事だけです。敵に対しては銃を撃ってやっつけてしまえというゲーム内容ではありません。船を丸呑みしてしまえるサイズの巨大な敵対生物だって存在していますし、それらの脅威に対してプレイヤーの乗り物などはあっさり破壊されたりもしますから、暗闇から忍び寄る脅威に対する不安感を煽られたりと、慣れてしまうまではかなりのスリル、緊迫感も味わえたりします。
ゲームとして完成されたこれらの面白い要素を兼ね備えた上で、思わず口を開いて周囲を見渡してしまうような美麗なグラフィックでプレイヤーを魅了してきます。
特にVR対応ゲームなのでVRでのプレイがおすすめです。
時には自身の何倍もあるであろう巨大な海洋生物と遭遇して、鳥肌が立ってしまう事もありました。
レビューを書くにあたって
るっちはSubnauticaをVR環境を所有するユーザーの方に本当に強くおすすめしたい作品だと感じていますが、ブログという性質上どうしても文章と画像によるご紹介となり、と同時に、素晴らしい映像美を誇るゲームでありながら多くのゲーム画像を提示したいとは思えない作品でもありました。
その理由としては、まだプレイをされていないユーザーの方にはVRのHMDでこの感動を実際に味わって欲しい、体験して欲しいと思うからです。
るっちは終わってみればゲームクリアまでに600枚近いゲームスクリーンショットを撮影していました。
PS4コントローラーの場合だとタッチパッドにあたるキーを押す事で簡単にスクリーンショットが撮れるように親切設計されています。
美麗なグラフィックな事もあり、本当にパシャパシャと画像を撮りたくなる素敵な作品でした。
が、プレイをしながらもこんな内容をブログにしたい、画像とともにゲームを紹介しながら記事を書いたりしたい、といった事も忘れてしまうくらいSubnauticaの世界に引き込まれ、気付けば既にクリアしてしまっていたという次第ですw年末年始忙しかったという事もありますが、少しでも捻出した時間をゲームプレイしたいと。そんなゲームでした。
ブログでも一部ネタバレのような内容も掲載しちゃってる感はありながら、持論ですが攻略サイトなどは見るべきでは無いなぁ~と特別感じられる作品。自身の足で探索し、地図もない目的地も分からない手探り感こそが醍醐味でした。(当然効率は悪くなりますし、終盤などのストーリーは結構わかりづらく不親切な面もある為に無駄に往来してしまったりするので、それを面倒に感じてプレイを辞めてしまうユーザーさんであれば止めはしませんが・・・)
VRプレイに関して
るっちはVRセットアップ、センサーの設置を正常に行っていません。その為起きている問題の可能性もありますが、VRプレイに関しての注意点が3点程あって、まず1つ目に「オーロラ号ドアパスワードの入力」「スキャナールームのスキャン」「サイクロプス号の操船などシステムの利用」の際にVRプレイだと支障が発生する可能性があります。
マウスカーソルのずれなどの為にオフセット設定も存在しており、それらで解決出来る現象かもしれません(クリア後に気付く)
るっちの場合は顔の向きによるシステム利用(パスワード入力など)は全て左上にずれていました。
その異変に気付いたのはスキャナールームの操作の仕方が分からなかった事。
なんとなく適当にスキャンを始めたところスキャン中止の仕方が分からない。
×印に顔を向けても反応する気配がなく、初めの頃はスキャナールームを丸ごと撤去する方法でスキャン中止していました(汗
実際には近づいて×印よりもやや左上を注視する事で該当するボタンが点灯し、中止も出来ました。韻も踏んでみました。
という事は・・・と以前立ち寄ったオーロラ号の入力出来ないと思っていたパスワード入力端末まで戻り、同じように左上にずらす事で文字盤の入力ができる事を確認。PDAの情報から無事パスワード扉を開く事ができたという経緯がありました。
パスワード入力に関してはカーソルがどこにあるか分からず、入力するまで点灯してくれることは無かったので何度も間違った数字を入力していました。(VR外してやれ)
個人のVR設定環境によって同様に左上かどうかは分かりませんが、VRプレイで各種リソースの利用が出来ないと困っている方は、色んな方向を向いてみてボタンの点灯を確認すると良いでしょう。
この経験からサイクロプス号の操船時のエンジン始動、停止、出力の切り替え、操船時視点カメラの切り替え、ソナーの利用、静音移動のオンオフなどでは困る事はありませんでした。
2点目として以前の記事にも書きましたが、日本語字幕に対応しているもののVR機器、設定によっては下部に表示される日本語字幕が見づらい場合があります。
重要なメッセージはPDA上に翻訳されて閲覧出来るものの、危険を知らせる警告メッセージなど、PDAに表示されない場合もあります。
現状では字幕に関してはVRへの最適化が進んでいないものとみられます。
3点目に、こちらも以前の記事にも記載しましたが、VRのHMDに対応しているもののVRコントローラー(Oculusで言えばTouch)には完全に対応していません。るっちがかなり以前にSubnauticaの購入を決め、VRコントローラー非対応で一度は返金申請した理由でもあります。
箱コンやPS4コントローラーには対応しています。
これからプレイされる方の為に記しておきます。
そんな問題点も抱えていますがSubnauticaはVRでこそ是非プレイして欲しいと思える素晴らしい作品の一つでした。
Subnauticaの世界観に魅了される事は間違いないでしょう。
PS4、XBOXでもプレイ可能ですがSteam版「Subnautica」をOculusRiftによるVRで全編プレイしました。
※当記事でSubnauticaのご紹介に利用しているゲームスクリーンショットは同ゲーム内で撮影したもので、著作権はUnknown Worlds Entertainment, Inc.に帰属します。